3すくみの探し方 スワップの計算方法

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スワップの計算方法を間違えている方が非常に多い。
参考にして新3すくみを見つけてほしい。

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3すくみの探し方

これを見ていただいている方は、3すくみについてはご存知かと思います。
3すくみとは3つの通貨を同量  を保有することで、
為替を相殺しつつ、スワップ益だけもらうという手法になります。

一番有名なもので、2すくみ(両建て)があります。

GEM FOREXの両建てスワップ解説 ① (USD/JPY)
3すくみ以外にも、GEMにはスワップを毎日受け取ることができる通貨ペアがあるみたいじゃないか。早く教えろよ。...

3すくみを探す上で大事なポイントがあります。

1.スワップポイントの歪み
2.為替相殺のためのロット数
3.スワップの計算方法
 

1.スワップポイントの歪み

まずスワップの数値がプラスであれば金利が貰え、
スワップの数値がマイナスであれば、
金利を払うことになります。
そのため、3すくみをやる上で3ペアのスワップ合計がプラスにならないといけません。

では、スワップの数字は何がベースか?
ということにあります。
それは、各通貨の金利差になります。

下で例を出してみます。

これは、ドル円のMT4画面になります。
ロング(買)が-0.26 
ショート(売)が-2.83です。

ロングは通貨ペアの左の通貨を購入して、
右の通貨を売っているということになります。
ショートはその逆です。

政策金利はドルが1.75%・日本は-0.1%になるため
通常であればドルを買って、円を売ることで
ロングポジションのほうがスワップが高くなります。逆であれば、マイナスになるかと思われます。

FX会社によってスワップにばらつきはありますが
基本的にはこのようになります。
この法則の崩れた部分を探すことが、
3すくみを探す第1歩となります。

例として
GEMFOREXのドル円を出しておきます。

スワップショートがプラスになっています。
円(-0.1%の通貨)を買って、ドル(+1.75%の通貨)を売ることがプラスになっています。
私はこの現象を 歪み と呼んでます。
歪みをたくさん探して、3すくみペアを探してみましょう。

各通貨の政策金利一覧を載せますので、
参考にしてください。(2019/12月 現在)

 トルコ(TRY)14
 メキシコ(MXY)7.5
ロシア(RUB)ランド(ZAR)6.5
 中国(CNY)4.35
 香港(HKD)2
カナダ(CAD)米国(USD)1.75
 ニュージーランド(NZD)1
 オーストラリア(AUD)0.75
 ユーロ(EUR)0
 日本(JPY)-0.1

2.為替を相殺するためのロット数

為替相殺ができなければ、すくみを意味がなくなってしまいます。
そのため、購入する量を同じにしてください。
このようになります。

①1ロットのA/B  
②1ロットのA/C
A/BロットのB/C

具体例をカエル式3すくみで考えてみましょう。

カエル式3すくみでは
①EUR/USD・②EUR/ZAR・③USD/ZARの3ペアでした。

海外FXでは、1ロット10万通貨になります。
そのため①を1ロット分持つことで、10万EUR分持つことになります。

計算は左の通貨になります。EUR/USDでは左のEURです。

そのままポジションを1ロットづつ持つと
10万EUR(約1,200万円) ②10万EUR 
10万USD(約1,090万円) になります。
そのため、③だけ少なくなってしまいます。

同量にしない場合、ドル円が110万円分づつ損益がずれていくため
10万USD10万EURにしなければいけません。

そこで、その時のEUR/USDのレートを掛けます。
現状は1.1ぐらいのため、③を1.1ロット持つことで、
11万USD10万EUR(約1,200万円)となり、完了です。

各通貨ペアがロングでもショートでも、ここまでの計算は変わりません。

うんうん、ちょっと分かってきたぞ。

3.スワップの計算方法

ここが一番大事なポイントです。
各FX会社によって、こちらも変動しますが
基本的には海外FXの場合このようになります。

①通貨量×②スワップ×③0.(桁数最後1)×④右の通貨/円レート

GEMFOREXのEUR/USDを例に出してみます。

上記の通貨を1ロット分 ロング 持つ場合、
①通貨量は100000(契約サイズ)になります。
これは先ほど述べたよう、海外FXの場合100000になります。
0.1ロットの場合10000、2ロットは200000です。

②スワップはロング・ショート部分に記載されてい数字を
そのまま入れてもらえれば問題ありません。

③桁数の間違いが一番多いです。
桁数は1.12003のような数字の少数以下の数字が何桁か?ということです。
通貨ペアにより桁数が変化します。
円通貨の場合基本3桁になるので注意が必要になります。

④スワップは右の通貨で計算されます。
EUR/USDの場合USD建てになるので、最後に円に変えましょう。

数字を当て込むと
 ①100000×②0.247×③0.00001×④USD/JPY
=0.247USDとなり、④は109円ぐらいの場合27円となります。
以上がスワップ計算になります。

まとめ

スワップ計算方法の質問が多いため、
記事でまとめさせていただきました。


少々ややこししですが、探して探して探しまくると、
先日の凄い利率を生み出す3すくみを発見することができるかもしれません。
GEM FOREXは歪みが多いので、まだ何かあるかもしれません。


このパズルがうまく組み合わさった時、
凄い達成感が生まれますので、
参考に探してみて下さい。

カエル式を見つけた時、すごい興奮したぜ。
その結果自己承認欲求を求めてしまった…。
取り扱いに気をつけよう。

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