3すくみ以外にも、GEMにはスワップを毎日受け取ることができる通貨ペアがあるみたいじゃないか。早く教えろよ。
分かった、分かった。でもカエル3すくみのほうがいいぞ?
後で理由も説明してやるから、よく聞けよ。
両建てスワップ 解説
両建てペアの種類
GEM FOREXでは通貨ペアの中に、ロング・ショート共にプラススワップになる組み合わせが4種類あります。それは、下の4種類です。
ここでは、USD/JPYの両建てについて解説していきます。
通貨ペアの両建てとは
両建てとは、1つの通貨ペアについてロングポジションとショートポジションを同じ数量持つことです。
為替リスクを0にできます。
上記のような関係になっているので、
USDが上昇しても下落しても、
JPYが上昇しても下落しても、
合計損益は変化しません。これが、両建てです。
カエル3すくみを覚えてる人は、こんなの朝飯前だよな。
もう少し待ってくれ、全くわからん初めて聞く人もいるんだ。
GEM FOREXのスワップについて
GEMでは、ロング・ショート共にプラスになってます。(2019.11.9 現在)
両方とも1lot持つことによって得られるスワップは上記になります。
USD/JPYのレート依存ですが、108円の時は54円です。
為替リスク無しで、毎日54円入ります。
ちなみに、この両建て手法は公式に認められております。(HP抜粋)
★収益計算
ここ一番大事です。
で、結局いくら儲かるのよ?早くしてくれないかしら。
お待たせしました。
USD/JPYのスプレッドが1.2PIPSです。
つまり、1lotあたり1,200円の手数料がかかります。
マイナススタートです。
保有ロット3は3ペアとお考えください。
ロング3lot、ショート3lotになります。
基軸通貨でそんなにスプレッドの広がりもないので、140%まで入れてます。
土日のスプレッドで8.8PIPSですね。
マイナスが大きく手数料を返すまで、時間がかかります。
はい、45日です。1ヶ月半です。
カエル式3すくみでは16日でした。
半分回収が354日です。およそ1年です。
カエル式3すくみでは60日でした。
リスクについて
リスクを列挙していきます。下記3点のみです。
スプレッド拡大リスクについては、為替の大幅な動きや流動性によって業者のカバー先からのレートによって変動します。USD/JPYは流動性が高く、スプレッドの大きな開きもそこまでないかと思いますが、フラッシュクラッシュのような大幅な動きには耐えられません。ちなみに、フラッシュクラッシュの時のUSD/JPYのスプレッドは154PIPSです。証拠金維持率1000%ぐらいあれば耐えられますが、20万入金で1lotぐらいになります。スプレッド拡大リスクをケアすると半分回収まで、971日かかります。
業者リスクはGEMの自体の運営に問題があったりした場合起こりうるリスクです。出金拒否や取引停止等のリスクは、HPで推奨している両建て手法なのでないかと思います。ストップ狩りのような、業者の意図的なスプレッド拡大があるかもしれない可能性は内包しております。
金利リスクは、米国・日本の政策金利の変更による金利差や、GEMが提示しているUSD/JPYのスワップ変更が考えられます。これは、マイナスになったりうまみがなくなったら、ポジションを解消すればいいだけですので、そこまでリスク面とは考えていませんが、手数料回収までに時間がかかるので、少しリスクと捉えています。
まとめ
以上、両建てスワップについて解説させていただきました。
検討していたみなさんはどうでしょうか?
現状はカエル式3すくみが使えるので、それを行ったほうが効率が格段にいいかと思いますが、リスクリターンを考えていただき、検討いただければと思います。
カエル式3すくみについてはこちらを参照ください。
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